依頼内容:防犯カメラに記録されている夜間の映像に不審な謎の光が記録されている。正体が知りたいので鑑定して欲しい。
解析結果:映像を鑑定した所、謎の光の正体は釣り人が頭につけるようなヘッドライトであると判明。特に霊的なものではない趣旨の報告。
今回の依頼は、自宅に設置している監視カメラの映像内に不審な光が不自然に動いている姿が記録されており、真っ暗で他に何も見えない状態であるなか、明らかに突然光が発生して消えていくなどの違和感がある映像であるため、この光が何であるのかを鑑定して欲しいとのご依頼になります。
この場合、よくある心霊現象や霊的な現象ではないかと疑う人もいらっしゃるのですが、鑑定の場合はそう言った先入観は全く持たずに、お預かりしている映像の中に記録されているデータのみが全てになりますので、余計な主観などは一切捨てて、あくまで映像データの鑑定のみを行っていきます。
お預かりした防犯カメラの映像は大変不鮮明であり、更に夜間の時間帯で周囲に光もない状況のため、全体的にノイズが酷く、少し風が吹いて木々が揺れただけでも不審なものに見えてしまいそうな雰囲気の中、確かに映像内に突然光が発生して、暫く防犯カメラの方を向いていて、直ぐに残像を残して消えてしまいます。
この謎の光を見て、ご依頼者様は不審がってしまうのは仕方がないのかもしれませんが、鑑定の結果、この光は釣り人が夜間に頭につけているようなヘッドライトのようなものであることが分かり、防犯カメラの方を向いた状態で電源を入れて、右方向に振り向きながら電源を切っていることが分かりました。
ヘッドライトの光の周辺で確認できた不自然な光の残像については、防犯カメラの性能による映像の乱れであり、霊的な現象ではありません。
また、真っ暗で何も見えない映像を詳しく確認すると、実が人が3人ほどその付近を歩いていて、その中の一人がいきなりヘッドライトをつけていたことも分かりましたので、夜中にご依頼者様の自宅付近を歩いていた3人の人物がいて、その中の1人が謎の光の発生原因であることがここで確定します。
今回は、鑑定書は必要なく結果を文章と鑑定した映像をプリントして納品してほしいとの事でしたので、ご指定どおりにネット経由ではなく、郵送で結果を納品してこちらの依頼は完了となりました。鑑定を行う前は、夜間に発生した謎の光に不安がっていたご依頼者様ですが、結果が出れば何の事はない只のライトだった訳ですから、これからは安心して休んで頂けるかと思います。